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4/25 試飲付ビデオセミナー「甲州」 Video Seminar with Tasting “Koshu”
2023年4月11日
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【 山梨のKOSHUから日本のKOSHUへ】
日本ワイナリー協会からイベントのお知らせです。
3月14日に生産者向けとして開催された日本ワイナリー協会のセミナーですが、日本ワインと日本ワイナリー協会へのご理解を深めていただく目的で、今回は一般の方のご参加枠を設けての開催となりました。
日本の固有品種である甲州。DNA解析などで品種の由来は明らかになりましたが、栽培地の個性、栽培適正については、まだこれからと言えます。日本ワイナリー協会では、酒類総合研究所、このセミナーでファシリテーターをつとめてくださる栽培の専門家お二人にお話をうかがいます。
セミナー自体は、ビデオでの視聴ですが、試飲ワイン16アイテムは、3月のセミナーと同じものをご用意します。その中には、日本各地6社の協力を得て、酒類総合研究所に依頼した試醸ワイン8種と同じ圃場の各ワイナリー醸造ワインが含まれます。
日本の白ワイン用品種として最も多く栽培されている「甲州」を、地域別に深く知るまたとない機会です。ぜひ、ご参加ください。
【開催要項とお申し込みについて 】
■開催日時: 4月25日 16:00-19:00
■会 場: サントリー田町オフィス
(港区芝浦3-1-1 田町ステーションタワーN(JR田町駅直結、改札より徒歩3分)
■参 加 費: ワイナリー協会会員 4,000円 会員外 5,000円 (当日ご持参ください)
*参加者には後日、入館用QRコードと会場詳細をお送りします。
当日はミネラルウオーターを持参ください。
館内移動と受付に時間がかかりますので15:50までに入館ください。
■申込方法:件名を【ビデオセミナー申込】とし、①会社名、②氏名、③連絡先(TEL)を記入し、Eメールにてお申し込みください。質問もメールにてお受けします。
申し込み先メールアドレス:workshop@yoshu.or.jp
【 第1部 産地の個性をきく 】
ファシリテーター 齋藤 浩(勝沼醸造副社長)
現在、日本国内における各ブドウ品種のワイン用仕向け量を見てみると、白品種は甲州が一番多い。栽培地域はやや
偏在傾向にあるが、北は山形県から南は宮崎県まで広く栽培されている。今回第一部では、国内8か所の異なる地域
で収穫された甲州ブドウを、酒類総合研究所にて、同一条件で醸造したワインの利き酒を通し、各産地がブドウの個
性に与える影響を探ってみたいと考える。利き酒にあわせて、各産地の生産者から地域の特徴や栽培の背景を報告し
ていただく。
【 第2部 各産地の個性を踏まえた醸造 】
ファシリテーター 大山 弘平 (サントリー登美の丘ワイナリー 栽培技師長)
甲州ぶどうを古くより栽培してきた歴史を持つ産地から、近年新たな可能性を探るべく挑戦し始めている産地もあ
る。また、そのスタイルもフレッシュなタイプから樽発酵・樽熟成、スパークリングワイン、ここ最近ではオレンジ
タイプまで広がる。それぞれの産地の造り手が自分たちの携わる甲州ブドウの特徴をどのように捉えて、どのような
ブドウ・ワインを仕上げているのか、それぞれの製品を味わいながらディスカッション形式でその魅力に迫る。
●酒類総研試醸用ブドウおよび自社醸造ワイン提供ワイナリー (各社担当者が圃場/ワイン解説)
*月山ワイン – 山形県鶴岡市契約畑 *サントリー -長野県立科町自社畑 / 山梨県中央市豊富自社畑*マルス山梨ワイナリー -山梨県韮崎市穂坂 *勝沼醸造 -山梨県御坂町契約圃場(イセハラ) / 勝沼町自社畑*北条ワイン 鳥取県北栄町自社畑 * 都農ワイン -宮崎県都農町自社畑